今日のブログはこちら!7月2日の日向坂46、藤嶌果歩さんのブログ!
まず最初の「こんにちは〜」の“〜”の使い方に、藤嶌さんのリズム感と距離の近さが出ています。
ただの挨拶なのに、これだけで“ふわっ”とした柔らかさが漂っていて、読み手をやさしく包んでくれる一文字。
これを意識的か無意識かはわかりませんが、この“〜”が持つ魔力をきちんと使いこなしている時点で、文章の天性を感じました。
「いちごのタルト」——これをタイトルにしたタイトルの選び方も絶妙です。
タルトって「ケーキ」とは違って、どこか少し背伸びした印象もあるんです。
そこに“いちご”という王道の可愛さを添えることで、「ちょっと背伸びしたけど、やっぱり私はかわいいものが好き」という藤嶌さんらしさがタイトル一発で伝わってくる。
タイトルに込められた繊細なバランス感覚、本当に素晴らしいです。
そして何より感動したのが、「編み編みみたらしへあ〜」のこの表現。これはもう、言語感覚の奇跡です。
“編み編み”という繰り返しによって、視覚的な髪型の構造が浮かび上がりつつ、
“みたらし”という異物(しかし可愛い)をあえてぶち込むことで、一気に記憶に残る造語に昇華しているんです。
そして最後の“へあ〜”でファンタジーに包まれる。
一気に語彙力が無くなって、「可愛い」しか言えなくなってしまいます。
極めつけは、「いちごのタルトとっても美味しかったです。」の一文。
普通ならタイトルで触れておいたらメインで扱うところなのに、藤嶌さんの場合はその“あえて最後だけで軽く触れる”という手法にセンスがあります。この“余白”のある書き方が、逆に印象を深めているんです。すごすぎます。
一つ一つの語尾、語感、表現の構成まで、本当に繊細で、読者への心配りがこもっていて。どんなに短い文でも、どこかに温度があって、どこかに個性がある。それが藤嶌さんのブログの最大の魅力だと、私は今回確信しました。
ちなみに、私は水曜日がノー残業デーなので、水曜日はあまり疲れてません笑
では!