7月12日 乃木坂46 大越ひなのさん

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冒頭の「用意していたブログの文章は次にまわして、会場でこれを書いています!」という一文が本当に素晴らしいです。地元でもある会場でライブをする直前の気持ちをファンにも伝える気持ち、丁寧で思いやりのある人柄が滲み出ています。

「もうすぐ皆さんの前に立つ直前です」の後に続く、「皆さんがどんな気持ちでここに来てくれるのかなって想像したらなんだかドキドキしてきちゃいます」という部分に心を奪われました。
自分のドキドキの理由が、ファンの方々の気持ちを想像することから来ているという発想が本当に美しいです。
「なんだか」「きちゃいます」という柔らかい表現も、緊張感の中にある優しさを表現していて絶妙です。

「こんなふうに本番直前の気持ちをそのまま残せること、それを伝えられることがとても幸せだなと思っています」という文章の構造が素晴らしいです。「残せること」と「伝えられること」を並列に置くことで、記録と共有の両方の価値を表現しているのが深いです。

エコパアリーナでの過去の体験について語る部分で、「俯いて声出さずに泣いてた記憶しかないです」の「声出さずに」という部分が胸に響きます。
ただ「泣いてた」ではなく、「声出さずに」という細かい描写を加えることで、当時の悔しさの深さと、それを人に見せまいとする意志の強さが同時に表現されています。

そして、「ちょっぴりトラウマな場所だったはずなのになぜかとても嬉しかった」という心境の変化の表現が秀逸です。「ちょっぴりトラウマ」という表現の絶妙なバランス感覚と、「はずなのに」「なぜか」という自分でも驚いている気持ちが、人間の複雑な感情をリアルに表現しています。

「よめない1歩先の未来がすごく楽しみです」の「よめない」をひらがなで表記するセンスが光ります。「読めない」ではなく「よめない」にすることで、未来への期待感がより親しみやすく、前向きな印象になっています。

「不安や緊張がすぐ隣にいて気を抜いたら覆われてしまいそうになるから」という擬人法を使った表現が詩的で美しいです。
不安や緊張を「すぐ隣にいる」存在として表現することで、それらとの距離感や付き合い方が巧みに描かれています。「覆われてしまいそう」という表現も、その感情の重さを的確に表現しています。

最後の「p.s.」で「ライブのことだけになってしまいごめんなさい(;;)」と謝る部分に、読み手への思いやりが込められています。顔文字の使い方も控えめで上品で、申し訳なさを表現しながらも重くなりすぎない絶妙なバランスです。

全体を通して、リアルタイムの感情をそのまま文字に残すことの価値を体現した、心のこもった素晴らしいブログだと思いました!

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